ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2018.8.21 18:12日々の出来事

本日、収録。

今日の東京、久々に真夏が戻ってきたようで、
容赦なく太陽が照り付けていました。
収録現場にチャリンコで駆け付けたら、
そこに日傘をさしたワンピース姿の
可憐な女性が・・・と思ったら
もくれんさんでした。

収録では、東京医大の女性排除とも受け取れる入試操作や、
昨今のLGBTの話題などから、男女の性差について
ちょっと真面目な感じ(?)でしゃべりました。
で、話しているうちに自然と口をついて出てきたのだけど、
男と女の役割分担というか、区別については、
ゴー宣道場の設営隊は結構わかりやすい例かも。

受付では、見目麗しい女性陣が笑顔で迎えてくれるし、
周囲の安全に気を配っているのは自称「強面隊」の男性陣。
(この「強面隊」、いつから発生したんだろ)
もしこれが「性差なんかなくすべきだ!」となって、
強面の男性陣が受付で、低い声で「ちわっす」とか
言っていたら、「やっぱ道場こわい!」って
なってしまうだろう。
一方でボディーガード役をか弱き女性陣が引き受けていたら、
かえって師範方は心配でたまらなくなるだろう。
やっぱり男と女の性差はあるのだ。
こればっかりはどうしようもない。

女性差別だ!と声をあげるのって、本当はすごく難しい。
女である自分が一方的な被害者、弱者であると断定できるか。
それが常に自分に問われるのだから。

ちなみに、私は映画のレディースデ―とか、
女性だけの特典(ビジネスホテルなどで最近は
女性だけアメニティグッズがもらえる)とか、
結構活用しているほうだから、この既得権益は守りたいぞ
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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